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主に影月(FTM)がその彼女、水琴へ送る煩悩日記。 セクに偏見のない方は俺達の生活を覗いてみて下さい!
法事
2010-08-13 Fri 23:12
祖父母の法事当日。
朝起きてすぐに布団を干して、さらに掃除機をかける。あれほど事前に電話したのに、キンカンを借りるついでに話してみると、やっぱり叔父様は布団を干してなかった(泣)
ダニですか?
バルサンは焚いてたらしいけど、俺の手足はじんましんと虫刺されで酷いことに…
キンカンって凄い痛いって知りました。
こうなると、俺の潔癖が発症して、さらに大掃除。
シーツからなにから洗わずにいられない。
時間ギリギリにスーツに着替えて部屋をでると、親戚がわらわら集まってきた。
パンツスーツに身を固めて、「どこの息子さんだ?」なんて冗談を言われながらしばらくお茶を飲みながら談話。
俺は親戚付き合いがいい方ではなく、いつも犬や猫の世話や仕事の都合で姿をあらわすことがないので、俺の成長ぷりにみんな驚いていた。
なかには3歳以来の人も…というわけで、実は会話しながらも誰が誰なのか不明。
ほぼ、初めましてな気分。あちらは子供時代の俺をご存知だが…
にしても、従兄弟どうしの親族婚が通例な母方はみんな面差しが似ていて、覚えるのが大変。
だいたいここに固まって住んでいるものの、やはり仕事の都合などで全国各地に年々散らばっていて、なかなか親族の集まりに参加できない人もいる。
昔ほどみんな田舎に固まってるってことはないし、我が家みたいに他家の血が入った人も増えたから生活が多様化したか…
ほぼ親戚全員が揃う珍しい機会。
え~っと、え~っと…
まごまごしながらの会話をしている俺をよそに人気者の姉。
親戚もたくさん知ってるみたい。人間関係はやっぱり豆に連絡とらないとね。
あらためて挨拶をしおえるとお寺へ移動。
祖父と祖母2人の合同なのでご住職も3人の戒名を読み上げたり大変そう。
お経の間中、号泣の母親と叔父様。
思いが伝わるといいね。
お祖母様2人は会うことなく亡くなってしまっていたし、お祖父様は小学1年の時には亡くなってしまったので、正直記憶がさほどないけれでも、ベレー帽を被り、スーツに身をつつみ、杖をついて歩く祖父の優しい姿は覚えている。
パイプをふかして、座椅子に座り、暴れん坊将軍や水戸黄門をみながら、俺はよく膝の間に乗せてもらっていて、とても幸福に満ち溢れた時だった。
故人は時を止めたまま美しく記憶の中で生き続けるものだなぁ。
願うことで叶うなら、祖父母に会いたい。
涙にくれる母を見つめながら、ふと懐かしい思い出に酔い思う。
その後、親戚経営の民宿に移動。
宴会場で食事をすることになり、移動。
豪華な膳に驚きました。田舎の法事はスケールが違う。
そして、人生初のお酌に駆り出されワタワタ。
法事は女性が忙しいものなのだな。
接待しなれてない自分に苦笑い。使えないなぁ俺と凹む。
3時間くらい楽しんだあと、久しぶりのお墓参りをして終了。
その後、親戚が叔父宅へ移動してきて、皆でご馳走やお酒を楽しみ、帰っていきました。
俺はどうやら母方よりの顔立ちらしく、なくなった祖母に似てると言われ、人見知りでまごまごしてましたが、とても可愛がってもらいました。
が、田舎の女性は大変だなぁ。食事からなにから立ちっぱなし。
エプロンを持ってこなかった俺は後悔にさいなまれた。
世間知らずで情けないかぎり。
普段はなんでもフォローしてくれるお兄さんたちに甘やかされていたから、世間を知らなすぎて、この歳で色々思い知って恥をかいたなぁ。
親戚だから、動きがわるい俺にあれこれ教えてくれたけど、世の中の人は人を立てたり動いたりがきっと自然にできる歳だよなぁ。
世間的に、女性としてすべきこと。俺が気づかないうちに放棄していたこと。
俺が逃れても逃れても必要なこととしてあるのだと…
俺の心は「男」だけど、家族や親戚にとっては1人の「女」で、男としての振る舞いに違和感なくいさせてもらったのはお兄さんたちの配慮の賜物で…
あらためて俺がちくはぐに生きていることに気づかされる。
解っていたようで、解ってなかったんだな俺。
当たり前は当たり前でなく、望むことはそう容易くはない。周囲の助けがとても大きいのだと。
自分の思考が生む盲点。
若い女の子にお酌されて嬉しいなぁと言われて、まぁ普通はそう思うのかと思う頭と、酌をすることに抵抗を覚えている自分の心。
結婚や子供に関して突っ込まれては、もっともらしい言い訳してみたり…
言葉の使いや立ち振舞い、発言を女性らしく気遣い、にこにこしながら、胸が悪くなるような吐き気に襲われる。
施主の叔父の顔を潰してはならないが、俺は法事にきて仮面で武装してなにをしてるんだと内心あきれる。
社会はそんなものだが…
距離の近い親戚の和の中、和気あいあいとしつつ、札を見せまいとするのは気疲れする。
あちらがオープンな分、フェアではないなと自己嫌悪。
なんか、普段より性差くっきり社会にいるせいか、より何をしてもぎこちない。
違和感にまみれる。
俺は…俺は…

せっかく、布団も干したし快適に眠れるはずが神経が尖って眠れない。
じんましん酷くなってる。胃腸が弱ってるのに、あれやこれやとすすめられるままに食べ過ぎたか?
ストレスか?
自分がめんどくさいなぁ。
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