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主に影月(FTM)がその彼女、水琴へ送る煩悩日記。 セクに偏見のない方は俺達の生活を覗いてみて下さい!
手を繋いで
2010-12-29 Wed 17:03
日が暮れた道を来た道に帰るのではなく、別の駅までてをつなぎながら歩く。
演劇をあつく語り、夢中に話し合う2人。
懐かしいなぁ。
高校時代は演劇部の帰りにいつも夢中で語り合った。
学校の高くの運動場のベンチに座って、語り倒して補導されかけたり、マクドナルドに居座って、語りまくり、店員に煙たがられたり…
「懐かしいな」
思わず口走ると水琴も頷く。
「もっと水琴と舞台にたちたかった」
「あら?私はまた立つわよ」
「そっか…過去形にするのは早いか…」
舞台上での水琴と自分の間合いは、なんというか奇跡だと思った。
古典から入った俺と現代から入った水琴…台詞回しも動きも異なるのに、ありえない瞬間が突然おとずれる。
体に降り注ぐ緊張感とたとえようのない満足感。
普段、相性がいいと組まされていた相手役には申し訳ないが、毛穴ひとつひとつに降り注ぐ感覚が忘れられない。
それは本番のたった一時にだけ訪れる幻の時間。
何故か毎回2人で立つ場面にのみ突然、やってくる。
リハーサルとか練習では絶対に訪れない。
研ぎ澄まされた一瞬に、ありえない共鳴をみせる異なるはずのもの。
うまいとか下手じゃない。どうやって説明したらいいかわからないが、空気が溶けるというか…
あの時を水琴も忘れずにいてくれてるだろうか?
恐らく、あの時に感じた何かがきっと俺たちの日常にもあるのかもしれない。
異なるものが偶然、これ以上はないという共鳴をみせる。
その響きはたぶん他の似た波長の人間が奏でようとしても違う。
本人たちすらコントロールできない無常の響き。
あらためて彼女の存在が「特別」だと思う。
不思議だ。
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