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主に影月(FTM)がその彼女、水琴へ送る煩悩日記。 セクに偏見のない方は俺達の生活を覗いてみて下さい!
広い心ね、努力あるのみだな
2012-08-09 Thu 23:27
水琴が俺の誕生日にまた一人旅にでていってしまいました。
なんで、俺の誕生日に旅立つのかと恨み言もいってみたが、結局聞き分けるはずもなく…
しかも今回は女性限定らしいけど、相部屋式の宿泊施設というものだから心配せずにはいられない。
とはいえ、毎回ぐちぐちいっても俺の印象が悪くなるだけで、結局旅立ってしまうし干渉をやめた。
いまごろ京都でなにをしていようが彼女の自由だと思うことにした。
特になんの連絡もないし、きっと楽しんでるんだろう。
1回だけたのしんでるか?と送ったメールに、楽しんでる様子が返ってきたのだから、あとはほおっておけばいい。
が、頭とはうらはらに心はちくちくと傷んで、しかたがない。
体調のバランスが原因か、心のバランスが原因かわからないけど、この最悪なタイミングに月経が来て、同時に高熱がでてダウン。
せっかくの休みを寝てすごすことになった。まぁ。旅にぶつからなくてよかったといえばそうだが。
まったく、生理くるといつもこうだ。どうして高熱がでるんだ。
自然に起こる現象なのに、どうしてこんなに体に負担をかけるんだろう。
毎月くるのが本当に忌々しい。
弱ると彼女に会いたくなってしまうのは、どうしようもない。
会いたい。今頃何をしてるだろうか?
うだうだしてたら、幼馴染のサトルが鶏肉の入ったパイを家に届けてきた。
「ケーキ食べてないんだろ?」
「え?あ…これどうしたんだ?」
「親に忘れられてたってメールにあったから、俺が焼いた。甘くないし、鳥好きだろ?」
「えっ?お前が…すごいな。」
「体調崩したのか?」
急に髪に手を伸ばされて寝癖に気が付いて、玄関から猛ダッシュ。
「あ…ちょっと着替えてくる」
とりあえず落ち着いてから、リビングにあげて紅茶を淹れる。
「熱あるのか?」
「な?どうして?」
「なんとなく、顔赤いし、影月が休みでもこの時間まで部屋着ってないだろ?」
「まぁ。ちょっとね。月一の招かれざる客人のせいだから、大したことない。」
「食欲はあるのか?」
「ぼちぼちかな。でも、パイうまそう。」
「水琴ちゃん夏休みだろ?デートはキャンセルか?」
「今頃京都だ。」
「そうか…彼女なら大丈夫だ」
「は?そりゃ大丈夫に決まっている。」
「心配してないで、まずは食べて、ゆっくり休めよ。」
「う…ん。まぁ大丈夫だとは思うんだ。心配するようなことは日本では起こりにくいとは思うし…でも、大事すぎて四六時中みてないと勝手に不安になってしまう。」
「器のでかさを見せないとね。彼女はおとなしくしてくれるような子じゃないだろ?」
すごく穏やかな口調で諭される。
たしかにそれくらいでないと彼女の恋人でいられないかもな。
「パイ。うまいな。」
「うちの母親に教わって作ったんだ。まずいとは言わせない。」
「サトルはいいお嫁さんになるな(笑)」
「俺が女だったら勝算はあったのか?」
「ないな。お前が男として優れてるのは、いまだってわかってるけど、それでも彼女が好きだからな」
「いってくれるな。でも、影月が揺るがないから素直に応援できるよ。なんだっていいから幸せになってくれよ。何かと気持ちだけではどうにもってお前ら二人はよくいうけど、なんだって気持ちがなければどうにもならないことを忘れるな。」
「そうだな。」
「で、互いにそう思える奴に会えるのも奇蹟なんだぞ。失礼だけど、女にうまれて男として最高の女に巡り合えるなんてそうないだろ?奇蹟は起きたんだから、大事にしてください。」
「大事にするさ。」
「そういうとこさらりと言えちゃうのが、影月だな。友人として、尊敬する。」
「俺こそ、そうやって俺みたいなものに惜しげもなく称賛を与えるお前は、器のでかい、よくできた友だと思う。」

お茶を飲みながら、久しぶりにいろいろ語り合って、本当に楽しかった。
男の料理とは思えないくらいパイはおいしかったし、久しぶりにものを食べた後に吐き気に襲われることもなく、お腹にもこなかった。
気が弱くなってるときは信頼できる誰かと話すに限るな。
やっぱり友人は財産だな。
さて、水琴が旅から帰ってくるのを広い心で待つことにしよう。


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