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主に影月(FTM)がその彼女、水琴へ送る煩悩日記。 セクに偏見のない方は俺達の生活を覗いてみて下さい!
葛藤
2012-07-28 Sat 23:20
「もう待たないことにする」
ふいに彼女に言われた言葉に俺はなんとなくほっとした。
ここのところ焦りとかが二人の関係に妙にあって、俺自身苛立ちがあった。
いろいろと腹を割って話し合ってみたが、今すぐ前進したい水琴と、やっぱり現状維持な俺なんで、どうも気持ちのやりとりが平行線になることが多かった。
信じて待ちたい…でも、待っていたら歳を重ねてしまう。
本当に待つ価値のある存在なのか、もっと他に目を向けたら条件にあう人がいるだろうか?
影月さまは本当に私が好きなのか?なんでこんなに一生懸命愛してるといってくれるの?
仕事だってきついって思ってるのに、どのぐらい準備するまで頑張るつもりなの?
私のことより自分の未来が見えているの?
さまざまな葛藤の中、水琴は俺を待たないことに決めたらしい。
もう同棲とか結婚とか関係を形にしたいのに、金銭やらなんやらでもたもたしている俺を待ちつかれたという水琴の気持ちと、俺が待たせていると気負ってまた仕事の鬼と化して過労死しないようにとの水琴の愛情からのの結論。
すぐに別れようとは思わないけど、俺が準備が整いましたといったときに水琴から必ず「YES」をもらえるとは限らないとのこと。その時になったらお互いの気持ちを確かめようとのこと。
とりあえず、将来を約束するのをやめるということになりました。
まぁ誓えるようになってから口にしよう、ぬか喜びというか期待だけさせる言葉は吐かない約束。
水琴は俺にあまる人だと思っていたから、この提案は驚くほど納得がいってしまった。
俺は少数派だし、いまは彼女しか愛していない。だから選択肢なんてとっくに見えてるけど、彼女は違う。
彼女は男性が嫌い(というか怖い)でボーイッシュな女性を好むビアンであったが、男として彼女を愛する俺と出会い、俺をとりまく素敵な男性を友にして、職場でいままで自分が抱いていた男とは違う男と出会い、男というものを恐れなくなった。
はからずも、水琴は俺を許容することで男性を許容することになり、男性恐怖を克服した。
おそらく、現在の彼女はどちらかといえばストレートに近いバイセクシャル。
少数派としての人生と多数派として生きる人生と両方の道が開けたのだろう。
そこで思うことといえば、そりゃどちらが彼女の望む生き方であるかだろうな。
相手が同じ少数派であったり、もしくは少数派として生きることを決意できる人であれば話は早いが、
彼女が思う以上に彼女は常識人だと俺は思っている。
発想とか自由きままな気質をもっているため、ものすごい誤解されやすいが、努力家で人一倍人の目が気になる繊細さも持っている。
迷いがこれほどたってから訪れるとは想像してなかったけど、いままで俺のようなものと一緒にいて思わなかった方が不自然だ。
先送りのつけがまわってきたと考える方が妥当なのかもしれない。
社会にでて彼女は大人になった。もともと賢い人であったけど、今だけでなく未来をみる視野をもった。
行動力ある彼女はきっと自ら描いた未来図をものにするだろう。
今の彼女はとても充実していて輝いていて、とてもまぶしい。
かたわらにいていいのか俺自身わからなくなる。
それでも俺は彼女を愛している。彼女から目を背けることができない。
ちゃんと彼女の迷いも見届けようと思う。
彼女がどんな選択肢に気づき、見えてなかった価値に気づきそれを捨てるのか選ぶのか。
でも、きっと俺は欲張りだから俺に都合の良い未来を彼女に選択させるためにきっとあの手この手とやらかすんだろうなと思う。
頭ではねいろいろと理解してる。
たいてい俺に流れ着く人はどっか迷子な人が多いから、地図を手に入れてしっかり歩き出したら、
早すぎて俺は追いかけることすら難しくなって、自ら足を止め最高に望む姿で手をふり送ってやる。
それが繰り返された過去であったし、容易に想像できるはずが、水琴の場合で想像してみると、けっこうみっともない姿の自分しか思い至らない。
羽根を手折るか?鎖につなぐか?
それとも、彼女の光ある選択肢すら飲みこむ影となるか?
ちょっとドロドロとした良くない感情。
ひさしぶりに自分への自問自答で自分が気持ち悪くなった。(事実吐いた)
数時間のたうちまわって、シャワー(完全に冷水)を浴びて頭が冷えてから、水琴(彼女ではなくて京都の霊泉)の音を1時間ほどきいていたら、ふとぞわぞわした感覚から落ち着いた。
やっぱり、好きなら自分を引き上げるしかない。
この先で会うのを避けさせるのはきっと無理だろ?24時間、生霊になった見張るなんてできないしね。
なら、彼女が捨てるのを惜しむ人になるしかない。
水琴だって「確かに影月様は誰より私を自由にしてくれる理解者だと思っている。経済力とか将来性を除いて考えれば、他の男より優れてると思う」というからには、
勝算がないわけでもないだろう?
経済力と将来性の課題。
現在の職であと一つ階級をあげて正社員になるか、転職し正社員になるか…
繰り返し悩んできた自分の弱点。
「自由でいたいから私は誰かときっと一緒にいちゃだめなんだと思う。私のために色々苦しんでつらくないの?別れたいと思わないの?」
生憎、そのわがままが水琴の魅力だと俺は思ってるし、俺がいるからあなたは自由だと思えるんだ。
そううぬぼれてもいる。
あなたほど俺をのた打ち回らせる人はいないけど、あなたほど俺を慰めてくれる暖かな存在もいない。
俺もあなたも結構めんどくさい人間だと思うよ。
よくばりだし、めんどくさがりだし、自信過剰だし、臆病だし、自由を好むくせに、さみしがりだし、
2面性が入り乱れていてお互いね。
俺は自分の変態さを知ってるからいまさら常人として生きられるなんてこれっぽっちも思ってないけど、
あなたは自分が変わってること認めてないし気づいてないからね。
俺以上に面白い、つまらない男とあなたが思わない男ってどんな人?
いつであうつもり?出会ったらうまくいくの?
俺だったら…
前向きなのかこずるいのかわからない思考が、ドロドロした感情に変わって回る。
「そばにいてめんどくさい、気持ち悪いのは俺のがひどい」
ひとりごちて、苦笑。
水琴の音でも俺のいかれた思考はそうそう浄化できないわけだ(笑)
いい意味で、緊張感ある良好な関係を彼女と築いていけるよう今は努力したいと思う。
未来の水琴から迷わず「YES!!」を聞けるように。
未来の約束はしない。
でも、いま思うことを口出しるのは自由だと思ってる。
だから、なんどでもいう。
俺は水琴を愛してる。そして、誰よりも大切なひとをそばで支えたいと思う。
これからもずっと。
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