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主に影月(FTM)がその彼女、水琴へ送る煩悩日記。 セクに偏見のない方は俺達の生活を覗いてみて下さい!
待ち合わせから空港最寄駅まで
2012-08-19 Sun 07:10
今回の旅行は水琴の希望により、綿密な計画を立てずに行くことにしました。
俺がプランニングすると時間が細かくてゆったりできないからとのこと。
日頃の疲れをいやしてただ二人でのんびりしようという。
お互い同じ雑誌をかったので、どのお店に行きたいとかある程度話し合うかと思えば、いろいろ言ってたのは俺だけだったな。水琴の希望はほとんどわからないままだ。
結局、当日を迎えた今日も牡蠣とかお好み焼きとかあなごめしとか俺が言ったのをフムフムって感じで聞いてるしね。必要なときに調べるという姿勢が水琴の旅のスタイルらしい。
とりあえず、現時点で決まってることは、本日は呉に行き、水琴が好きな戦艦大和とか軍事関係の見学。
2日目が俺が行きたがっていた宮島。3日目が広島市内と酒造の街西条にいくということだけ。
もちろん、水琴の旅の目的は本日で俺の目的は宮島なので、すでにバラバラ。
なんでも動く前に地ならしをしないと気が済まない俺は不安でいっぱい。
水琴にとって、ハラハラは楽しいんだろうけど、俺はそういうの苦手だ。
しかも、空港行きの電車で水琴とすでに若干険悪な空気になる。
あとで思えば俺も融通のきかない奴だと思う。
最初は水琴が俺や周囲の反対を押し切って始めたバイク講習の話だった。
彼女が本当にやりたいことを俺が制限する権利なんてないんだろうけど、全身あざだらけの水琴の体を見るたびぞっとする。
仲間をバイクで何人も若いころ亡くしたせいもあって、できれば彼女にバイクに乗ってほしくないと願ってしまう。だから、男の勲章よろしく彼女が教習所でこけた話などを無邪気にされてはどう反応していいのかわからなくなってしまう。口を開けば「やめて欲しい」といってしまうだろう。
まして免許を取得したら北海道をバイクで旅行してくるという。
応援できるような器は俺にはない。
「旅行にいくのだからバイクの話はもういいだろ?」そう話を区切ると、今度は戦艦大和について水琴が語り始めた。
今回宮島にいきたいと俺が願ったかわりに水琴が好きな呉の大和ミュージアムや鉄のくじら館にいくことになっているので、広島の話と言えば話なんだが、水琴の話はとても旅行に赴くときの話ではないな。
旅に向かう道すがら共にまだ見ぬ土地について想像し、楽しむ会話を勝手に期待した俺も馬鹿だったんだけど、どうして早朝から世界大戦のとってもディープな内容を得意げに語る彼女を目にすることになるんだろう。何かが違うと思うのは俺がおかしいのだろうか。
そもそもロマンチックになんて旅の行程を軽く決めた地点で期待してなかったし、水琴が楽しそうなのは大いに結構だと思える。が、ちょっと朝から耳に入ってくる情報、それにより広がる頭のビジョンはどうも浮き足立つ俺の旅こころを見事に粉砕する威力があるように思う。
水琴が旧日本軍とか自衛隊が好きなのはわかるんだけど、俺はやっぱり戦艦とか戦闘機とか軍を賛美するのはそんなに好きじゃない。
兵器を用いての戦争は刀をもって切りあうのとは違って、それを持つものの力を強大なものにして、犠牲を多くする。戦艦などは俺にとっては兵器であり、兵器は効率よく人を殺めるためのものにしか俺には見えない。
もちろん、命がけであっただろう。戦であったのだから刀同士の戦であっても兵器を用いていて戦であってもその場にいた当事者の思いは同じかもしれない。いや、そういった人の力を超えるものと対峙した時の人の思いはいかほどであったろうか?
国のため、愛するもののために亡くなった方々の思いは決して愚かなものではないし、その当時の
情勢をみれば戦争という選択肢を選んだのは間違いだったと100%非難できるものではないと思っている。
広島という戦争遺産のある土地に赴くにあたって、俺は俺なりに平和を願う気持ちで向かいたい。
俺は戦争のない時代に生まれているし、そんな俺が平和、平和っていうのもちょっと違うかもしれないけど、良い話とか感動的な話とかいう観点であの時代を考えてよいのか正直わからない。
水琴はものすごく戦争時代に詳しくて、知識ゆえに俺以上になにかを感じ取れているのかもしれない。
でも、「大和、大和!!」とはしゃいでいる姿に一言余計だとは思ったんだけど言わざる終えなくて…
旅のスタートから考え方の違いで衝突。
自分の好きなものを否定されて心地いい人なんていないんだろうけど、すごい複雑な心境になってしまってこれ以上彼女の話を聞くのは無理だった。
平和は願いだけでは維持できないし、自衛隊が不必要だなんて思ったこともない。
彼らの存在が、多くの人を守っているのだと思う。たとえ報道されていなくても。
それは事実。敬意は払いたい。
公務員だからそんなことはあたりまえだとか胡坐をかいた発言をするような奴にもなりたくない。
武力は全部なくなってしまえとも思わない。
色々思っているつもりだけど、俺が口ばしることなんて単なるぬるい平和というものをすごく狭い範囲でとらえただけの思考かもしれない。
だから声高に主張するのは間違いかもしれないけど…好きじゃない。こういった話題。
よく知りもしない俺のような奴がそもそも戦争を語ること自体が、とても禁忌のようなきがしてならないし、いま、これを書きながらとても偏った考えをグローバルな場で述べてしまっていいのかとも思うんだけど、話が見えなくなっってしまうのですいません。
というわけで、俺が水琴がきを使って変えた話題にまたケチとつけたので、とにかく険悪。
朝から俺は何をしているんだろうな。
お互い黙って、いつの間にかうつらうつらして駅に到着。
ここまで来たからには楽しまないと…さて、どうしたものか。






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