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主に影月(FTM)がその彼女、水琴へ送る煩悩日記。 セクに偏見のない方は俺達の生活を覗いてみて下さい!
誰よりもあなたを
2012-08-20 Mon 23:59
なんとなく食事を終えてそんな空気を感じていたが、どうも水琴が疲労困憊な様子。
暑い中はしゃぎまわったからな。
「大丈夫か?」
「うん。宮島の牡蠣おいしかったなぁ。」
「明日の予定だが、どうしようか?」
いろいろガイドブックを見ながら、話しあって明日は原爆ドーム、平和公園をみてから酒造の街、西条にいくことにしました。
実は原爆ドームをみたいから宮島からの帰りに、原爆ドームの周辺の川を下って広島に帰ってくる事を水琴にを提案されたんだが、日が傾くころにドームを見ながら周辺の川を下ることに、俺はちょっと賛同できなかったのと、結構のんびりしていて水琴が提案したルートがもう終わりだったのもあって、明日の朝、日があるうちに訪れることにしました。
そのまま今日は戦争について結構真面目に論議。
邪な思いなどどこ吹く風。
ひととおり、平和への願いなどを語り合ったあと、いつも面と向かって話せないことをぽつりポツリと話す。
15年そばにいても些細な心の動きを注意深くみているのは大変だな。
仕事が忙しいとか、いってくれなきゃわからないこともあるとか、たぶんいろいろきっと言い訳はあったんだろうけど、少しだけ水琴の言葉に耳を傾けながら、俺は彼女にとって良き存在であるのか深く考えてしまう。
よきパートナーでありたい。彼女を包める存在でありたい。
彼女を愛したい、愛されたい。
その願望は捨てられるはずもないし、捨てる気もないが、俺はすこし一人よがりになってるのかな。
何気ない言葉にふくまれるもの、その真意をしりたくて、結構突っ込んだけど、俺が思うより彼女は
何かを多く俺に望んでいるわけでもなく、ただ時の移ろいを感じているのだと思う。
あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな
頭にちらついた一首を言いかけて口をつぐむ。
考えれば考えるほどあなただけだと俺は思う。でもこれを口走ることがいけないのだろうか?
色々俺は至らない点も多くて、スマートに愛しい人を満足させられない。
そう思う俺の心を彼女は察して苦悩する。俺を悩ます存在でしかないのかと…
思えばこそだ。
思いが強すぎれば重くなる。相手にも自分自身にとっても…
不器用な自分が情けない。いつも彼女の前では強く凛々しくありたい。
でも、俺の弱さが筒抜けてしまう。
彼女の目に俺はどれほど痛々しく映ってしまっているのか?
「愛してる」いろいろ考えても結局その言葉しかでなかった。
まっすぐに見つめていっても、水琴は軽く苦笑する。
がんばってます感全開に見えているかもしれない。でも、俺ががんばるのはあなただからだ。
きっと他の人のために俺はこんなに頑張れないし、それほどお人よしでもない。
確かにあなたのことで自分にがっちり課題を引いてるかもしれないけど、そうしたいと思うのは俺自身で、
あなたが望んで言ったからでもない。
俺は俺の意思で勝手にやってること。
だから、賢く鋭いあなたが好きだけど時には見ぬふりをしてくれないかな。
例え派手に転んですりむいてるのがバレバレでも、本人が「痛くない」といいはっているうちは、転んだことをみなかったことにしてほしい。
それでも会いたかったから来たという、思いだけ見つめて信じて欲しい。
「愛してる」
もう一度伝えて口づける。
言葉を紡ぐのは苦手だ。いろいろと考えすぎてきっと説明が足りなくなる。
たぶんもっと俺はめちゃくちゃな説明がうまくいかない感情に支配されてる。
全部だ。全部伝えられたらいい。
あなたへの熱をどうしたら届けられるかな。
深いキスで水琴の防壁を崩して、中へ中へと侵入する。
心の深いところで交わろう。
快楽でなにもかもあいまいにしたいわけじゃない。
あなたに到達したい。
あなたに届けたい。
自分でもよくわからないこの熱。
水琴の吐息が耳を掠めるだけで、それだけで感じるなにか。
説明なんてできるものか。
あなたにであうまで、感じたことのない何かなのだから。
あなたであったから、今の俺だから思う感じる何かなのだから。
どうすればこれをあなたに届けられるかわからない。
ただ愛してる。そうとしか言えない。
明日には旅が終わって、あなたとこうやって言葉ぬきで向き合うことが難しくなる。
一生懸命言葉を尽くそうとまた俺は馬鹿な努力をする。
いいたいことの何%いってるのかわからない拙い言葉で…
今の俺を覚えておいて欲しい。
過去の俺がどうだったか、未来俺がどうなるかよりもこの時の俺を覚えておいて欲しい。
あなたが信じるに値するものか今品定めしてもいい。
全部、もう飾るものなんて持ち合わせてない。
触れ合いたい。そんな欲求まるだしの俺。
俺の全部をやるからあなたの全部欲しい。
とんでもない傲慢な願い。
届いただろうか?

やってることはたぶん客観的にみて、ひどく官能的で、まぁ変態いがいのなにものでもない夜でしたが、俺なりにそんな思いで過ごした夜。
明日の旅の終わりがいまからさみしくて仕方ない。
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