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主に影月(FTM)がその彼女、水琴へ送る煩悩日記。 セクに偏見のない方は俺達の生活を覗いてみて下さい!
最近の出来事~回想~
2012-12-01 Sat 22:27
最近、水琴は「結婚」とか「経済」とか「子ども」とかそういったことをよく口にする。
まぁ。その辺は俺も25過ぎたあたりに、仲間が結婚とか子どもができたとかの話が多くなって、自然と意識高まって、いろいろ思案にくれたので、彼女が今、いろいろなことで迷うのはしかたのないことだと思う。むしろ遅いくらいだ。
たとえば、俺は過去に結構付き合っていたというか、遊んでいたというか…まぁ複数の人間といろいろな出会いがあったから、水琴が俺がいま彼女だけで満足しているのを不審がる気持ちもわかる。
そして、俺しか知らない彼女が他の異性、同性はどうなんだろうと好奇心をもつ気持ちもわかる。
マリッジブルーではないが、将来を託す相手が本当に俺でいいのか迷うのも彼女の人生だと思う。
だから、あえて彼女が何を考えていようと、しようと知らぬふりをしてきた。
「絶対なんてない」
この言葉は俺と水琴が高校生のときからよく互いに使ってきた。
「絶対大丈夫」とか「絶対変わらない」とかはない。もっとも「絶対なんてない、絶対に…」もない。
気が付かないうちに「絶対」になってるものもきっとある。
でも大概のことはその都度真剣に考えて選択して勝ち得た「何か」なんだと俺たちは考えている。
だから、ただだらだらと過ごすより真剣に真価を問われた方が真実だと思う。
でも、やっぱり俺には俺の譲れないところがあって、先日俺から大真面目に「別れよう」と口にした。
彼女からはよく喧嘩のたびに「別れる」って言われてたけどね(笑)
ものすごく彼女が好きで、彼女のすべてが見えていて、俺が彼女の可能性を奪う枷になることだけは
どうしても許してはいけないという気持ち。
迷いのある彼女がそばにいてくれるように、知らず知らず誘導しようとする俺の欲望。
ものすごい不安感。焦燥感。
彼女の望むものが誰よりもわかっているのに、かなえられない敗北感。
男ではない俺は結婚して子を設けて、普通のお嫁さんにできないし、情けないことに現在の経済力は彼女が望む生活を保障できるものでもない。
クリニックにかかり戸籍変更すれば結婚できなくはないけど、彼女が望む「普通」の結婚じゃない。
男性恐怖、トラウマがなくなったのなら、生まれながらの男といる方が、望みのまま生きられるだろう。
「愛か依存かわからなくなってきた。影月さまの気持ちに私は答えられていない。」
「理想は影月様を認めてくれる夫をみつけることかも…一緒にいたいけど、恋人がベストかわからない」
「夫にするには経済力ないからなぁ。」

迷いの中、だだもれる彼女の心。
なんらかの状態で必要としてくれてはいるんだろう。でも、他の理解ある存在とのことを祝ったり見送れるほど俺はできたひとではない。
だいいち彼女がどうしてもしたいと思う結婚のために、俺が戸籍上男になったとして、経済力が悪化することはあっても画期的によくなる想像はできない。
「誠意のある貧乏人」
彼女からいただいた不名誉な称号はそう簡単に返上できやしない。
男か女か以前に俺というものが彼女の中で信用にたる存在でないから、そもそも迷わせるのだ。
自分の行動がいまを生んだ。それだけは確かだ。
俺にとってどうだったとかそんなのは関係ない。彼女がどう感じて、どう思い、どう選ぶかだ。
わかってるけど、俺はどうしようもない。
もう頭のなかが理論と感情とでぐちゃぐちゃで、口走ろうとすれば言葉が出てこない。
いや…出してしまえばきっと支離滅裂なそれはもう意味不明な狂気の言葉しかでなかっただろう。
彼女を追いつめるかもしれないし、最低ないいわけをいうかもしれない。
何を言ったって、もう意味のないこと。
俺は俺の考え、生き方を定めてからそのままだ。
彼女は成長し飛び立つ時がきた。
もう何年も前から俺はそう感じてそばにいて、彼女を見守ってきた。
自由にとびまわりはしゃぐ彼女をみているのが幸せで、同時につらくて、怖かった。
相反する感情のコントロールは自分が思うより難しくて、俺でさえどっちの比重が高いのかもうわからない。
「愛してる。だからもう。俺は消えるから。もう二度と会わない。誰かと共にいる水琴をそばにいて支えるなんて俺には無理だ。悪いけど、親友にも戻れそうもない。精一杯、忘れる努力をこれからする。幸せになりなさい。」甘い響きではない声。自分からでた言葉に、涙が抑えきれなくなる。
なんて無様なんだろう。俺は最後さえこんなにも愚かだ。
ひきとめるな。俺は何をしてるんだ。
思いつくばかり、いらぬ言葉を紡いで彼女をつきはなすつもりが、とんでもない号泣っぷりにもう笑うしかない。
なんて滑稽なんだろう。
すべて真っ白だ。何を口にしたのかもう覚えてない。
気が付くと
「お願いだから、いなくならないで…」
彼女の声が耳に突き刺さる。
失えないものを抱きしめながら、安堵と痛みといろいろ抱える。
吐き気とめまいがする。
「ずっと知ってた。見ていた水琴の迷い。見て見ぬふりしてやり過ごそうとしてもみた。でも、誰かに渡したくない。幸せにできるひとは他にいるかもしれないけど、そばにいたい。依存でも愛でもなんだっていい。水琴がなにをかんがえて俺のそばにいるかなんてわかってる。でも、愛してるんだ」
愚かな告白。
俺が気づいていたことを水琴は知って苦悩する。
俺が与える愛に自分が答えていないのではないか、俺が苦しんでるのは自分のせいだと…
水琴から自責の言葉があふれる。
ほら、俺は抱きしめながら、水琴を刺していく。
「お互いボロボロだな。老体には堪える(笑)」
「私、これからも浮気するかもよ。影月様だけになって溺れるなんて絶対にない。」
「浮気を楽しめないくせに。馬鹿だ。逃げて逃げて、結局俺のところに戻ってくる。そろそろあきらめて、平和的に愛し合えないかな?」
「いやだ。」
「せっかく、鍵をやったのに、馬鹿だ。俺は獲物を2度放すなんてしない。思い知れ、最低な男を選んだのはお前だ。」
「エラそうに!!」
「愛してる」
「はいはい。」
「聞かせろ、愛してると…」
「………愛してますよ。わかんないけどね。」
「いい。今はそれで満足だ。」

結局、いつもどおり。
であった歳と同じくらいそばにいて、互いを知りながら行き違ったり、なんだか落ち着けない。
まいったな。
ものすごい独占欲。
俺の方こそ相手をつなぎとめてしまって、それが愛といえるようなものなのかわからない。
俺、すごいドロドロしていて卑怯で汚い。
水琴が望む王子っていうよりたぶん、水琴そのものを食い尽くす悪しきものな気がする。
彼女以外のことにはいつも理性的に振る舞えた。(いや…振る舞っているつもりだが、他人がどう思ってるかわからないけど…。)
彼女のことになるとざわざわと何かが騒いで、自分を見失うというか、自分本来がでてきてしまうというか。コントロールが不能になって、その状態に自分で動揺する。
とにかく異常な状態になる。
その感覚が自分でも怖くなったりとか、気持ち悪くなったりとか、異常に解放感あったりとかとにかく
よくわからない。
自分の持っている語彙じゃこの心の動きをうまくあらわせない。
ただ、確かなのは「彼女」だからだということ。
そして、俺という生き物はたぶん他人や家族が知る以上に、厄介。
それを彼女は誰よりも見ちゃったんだから、そりゃ俺がたまに怖くなって逃げ回りたくもなるなと思う。
だって、正直、俺自身が彼女にたいしてみせる自分の言動、行動、感情、全部怖い。きもい(笑)
本当に嫌になる。
それなのに、彼女を抱きしめれば何もかもが真っ白。
なんだってどうでもいい。
その瞬間だけはね。
ざわざわしている違和感とかどうだっていい。
完全に本能の暴走。
抱きながらそのまま死ねたらなんて危険な思想が浮かぶこともある。
どうしたらもっと平穏に過ごせるんだろうかね。
俺の変態っぷりはもう治らないものなのか。
改めて、水琴。本当に申し訳ない。それから…いただきます。そりゃもういろんな意味で!











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この記事のコメント
素晴らしいですね
2012-12-11 Tue 14:53 | URL | IT探偵 god #JalddpaA[ 内容変更]
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2012-12-11 Tue 22:11 | | #[ 内容変更]
Re: IT探偵 god様
初コメントありがとうございます。
年末の忙しさでブログを放置していたため、返信が遅れて申し訳ないです。
よいことなのかどうなのか日々迷いながら生きてますが、自分の信じた道を彼女とともに生きてみたいとおもいます。
コメントありがとうございました。
2012-12-26 Wed 20:20 | URL | 影月 #-[ 内容変更]
Re:光彩様
本当におひさしぶりです。俺があんまり更新していなかったのもあり、突然の別れる云々の話でご心配をおかけしました。
自分の気持ちが乱れているとまとまりのない文章になってしまうので、やっと書きながら気持ちに区切りがついたような感じです。
好きならそばにいたいなら、頑張るしかない。いまの俺はまだまだなんにも持っていない。そう思います。
ぜひ、お近くにお住みならお会いしたいですね。
まぁ当方ころころしたおよそイケメンとは程遠いものですが、望んでいただけるのは本当にうれしいですし、さまざまな方と実際に話すと見えてくることもあるとおもいます。
ぜひ、リアルでも、文明の利器をあまり使いこなせてないですが、ツイッタ―などもしてますので、電脳でもからんでください。
よろしくお願いします
2012-12-26 Wed 20:29 | URL | 影月 #-[ 内容変更]
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