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主に影月(FTM)がその彼女、水琴へ送る煩悩日記。 セクに偏見のない方は俺達の生活を覗いてみて下さい!
クリスマスデート当日
2012-12-25 Tue 23:11
どうしても大型バイクの運転免許証にクリスマスの日付を入れたいという水琴のこだわりのため、
朝から免許センター。
講習だか説明会だかよくわからないが、しばらくかかるみたいで俺は暇なんで、ずっと携帯いじったりベンチで居眠りしながら待つ。
クリスマスだっていうのに、意外とここはこんでるものだね。
だいぶいろいろ待たされて、やっと水琴の希望がかなうと、とにかくご機嫌でバイクの話を語る水琴。
水琴より背の高い男の人の多くが中型に並ぶ中で、大型取得者の列の中で確かに目立っていた水琴。
よほどうれしかったのだろう。自慢がとまらない。
「自分が男だったら絶対モテる公務員だし、車運転できるし、大型バイクもってるし…」って語るドヤ顔をみてなんとなく子どもだなぁと笑いつつ、水琴の言うモテる男はこういうタイプなのかと思う。
つまりはいい会社に勤めて、メカニックに強くて、侍の心をもった人間ね。
俺はどれでもないが…遠まわしにこうなってみろって言われてる?
大和男児には程遠いな。そもそも俺には潔さなんてないしね。
適当に水琴の言葉に相槌をうっていると、会話の方向が自慢から別の方向へと向かっていく。
「私こんなにかっこういいのに、何故モテない。世間の男は私を理解していない。」と彼女はいう。
ここのところよく聞く言葉だから、本気でそう思っているんだろうか?
にしても、彼氏の前でなんど注意してもモテたいと豪語するのはどうかと思うがね。
「はいはい。水琴は格好いい。男はプライドの生き物だからね。彼女が恰好よすぎると、恰好つかないじゃないか」
苦笑いしながら答えて話題を流そうとしても、なかなかうまくいかない。
俺はあなたが好きだけど…って言ったってどうせ俺なんかモテるの数に入らない。
「彼女がかっこいいからってすねる奴はそもそも男じゃない。男なら私を超えてみせなさい」
「確かに…優れた存在を超えたいと思う方がいい。でも、かわいげも時として必要だ。男をかったぱしから撃ってはいけない。男は水琴が思う以上に繊細だ。」
「なにそれ。」
「世間一般にもてたいならね。でも…世間一般にモテるより自分を理解してくれる人に愛される方が幸せだと俺は思う。」
あぁ。この言い回しはいろいろ含みすぎたかな。
「それは人生の内で一度でもモテキがあった人のセリフ。影月さまは散々モテたから言える。私だってモテたいんだ!!」
モテ女子を目指すなら、クリスマスデート日に免許センターで彼氏を放置し、自慢話の弾丸トークの末、急にテンションダウンして、「モテたい」を連呼するのもいかがかと思うがね。
そもそも水琴がモテないのは、何事もこりすぎて資格とかに結び付けてしまい、。とことん自分に酔うところ。自画自賛がすぎると、相手はひく。それがどれだけ努力で勝ち得たなにかだとしても…
バイクだって、ちょっと詳しくて男の話にも対応できる、とかならそこそこ需要あったのに、周囲の反対押し切って傷だらけになって大型取得して、男たるはをろうろうと語られては、恋愛のレースには棄権したようなもの。
「スゲーな」とか「尊敬する」とか言われるだろうけど…
「かわいい」は言えないよな。
目指す方向がバラバラすぎないかい?お嬢さん。さっきからぼやくけど、やってること言動をみると周囲の男の反応は正常だ。
いい男友達にはなれるかもしれないけどね。
とはいえ、モテたいねぇ。モテるのなんて簡単だけどね。
別にルックスが優れてなくてもモテることはできる。
ただ、長く付き合い続けることの方が難題だと俺は思うけどね。
だからこそ、自分を理解してくれる人に愛された方が俺はいいとおもうのだけど…
ここで反論しては喧嘩で終了だな。
「さて、前半わがまま聞いたのだから後半は俺の我が儘につきあってもらおうか?」
というわけで免許センターから豊洲のららぽーとに移動。
最近、ネットショッピングに頼りすぎてるので、ちょっと新しい服ほしい。
細かいシルエットとか色とかは現物をみての購入に限る。
たまには俺のものも一緒に選んでもらえば、秋葉原系と水琴に称されることもなくなるか。
そう思ってきたのだけど、結局行ってみたら女性もののお店しか寄ってないや。
水琴の買い物袋だけいっぱい。
唯一買ったのがおみくじ。
TOKYU HANDSで、干支とか招き猫の陶器の置物の中におみくじが入っているというものを発見して、一足早く来年の運勢だめしにと2人でやってみると、俺の御籤は「はじめ苦労しても努力が報われる」というような明るい結果が書いてあったのに、水琴は散々。
「どうせ浮気の罰があたるっていいたいんでしょ!!」
半分泣きが入りながらキレまくる水琴。
まさかおみくじ結果でこんなに精神的にやられるとはね。
その後もご機嫌がひたすら斜める斜める。職場の嫌なこととか次から次へと思いつくらしくて、完全にネガティブな発言しか出てこない。そんな中、予想はしていたけど、やっぱり聞きたくない彼の名前がいっぱいでてきた。できるだけ水琴の気分を落ち着かせたいが、俺の方も微調整必要な気分になってきた。
とりあえず、短気おこさないようにしよう。
気分転換にお台場に移動。
水琴の好きな寿司屋にでもいけば機嫌も直るだろうか?
できるだけ、楽しい会話、楽しい会話…
ファミリーや友人とショッピングを楽しむ人も見かけた豊洲に比べて、お台場はカップルばかりが目につく。ふらふらしているうちにカップル向けクリスマス商品を多数みたり、周囲のカップルにあてられたのか急に水琴が指輪が欲しいと言い出した。
「左手の薬指にはめる気ないんだろ?」すぐには別れないけど、まだ俺がなんなのかわからないし、きちんと同棲の準備がととのって俺からプロポーズするまでは左手に指輪はしないとすでにペアリングを外されてしまってるので、思わず俺がいうと、プロポーズさせてもらう権利約束指輪とか謎の指輪だという。
そんなもの聞いたことないが?
俺の指にはまだペアリングがある。水琴の指はあいている。もうこの先ペアでつけられることはないかもれない。だって、準備が整う前に他の奴と水琴は結婚するかもしれないし、プロポーズをその時受けてくれるかもわからない。未来の約束はできないといわれている。今買うものが唯一俺から渡したものだけど、身に着けてくれるものになるとしたら、買っておくべきかもしれない。
「わかった。クリスマスだから好きなのを選びなさい。もっとも高すぎるのは無理なんで俺が買える範囲で頼むよ。」
しばらくアクセサリー店を歩き回って、水琴の気に入ったものを購入。
どうせならもっといいものをねだればいいのに、安価でシンプルなもの。
それを右手にはめてご機嫌な水琴。
まぁ。そうね、左手はやっぱだめか。
よそのカップルがうらやましい。
そんな事をいままで思ったことがなかったけど、近くにいて抱き寄せられる位置にいる彼女がなんか遠い。
手をつないで歩けば、うれしい。
恋人のような気分になる。
でも、どっかさみしくなる。
俺はなんなんだろう。
水琴から期待をかけられているような気にもなる。
振られもしなかった。
でも、これって付き合ってるっていえるのかな?
俺、なにしてるんだろう。
はしゃぐ気持ちと、彼女に会えた喜び、指輪を要求されたことで未来につながったような心地。
それと一緒に感じるチクリとした何か。
正社員としてきちんと働いていて、約束どおり30までに彼女と同棲できていたらこんな思いは知らずにすんだんだろうか?
待たせすぎた代償はもう俺には払えないところまできてるのか。
メリークリスマス、キリスト。
俺は最愛の人が最近よくわからない。
神様は乗り越えられない試練は課さないというけど、俺は最愛の人にどうしたら愛される男になれるのかな。
気持ちばかりが先走って、空回りして最近、情けなくてしかたない。
別窓 | 水琴へ捧ぐ日記 | コメント:0 | トラックバック:0
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