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主に影月(FTM)がその彼女、水琴へ送る煩悩日記。 セクに偏見のない方は俺達の生活を覗いてみて下さい!
そりゃ大人ですよ、俺…
2008-05-31 Sat 21:06
水琴が退職して自宅にいる時間が増えていることを気にしたり、出かけすぎに関して気に
したりと、心配がどっちの方向にも向かうので、自分の心にしまっていたことを水琴に告白
しました。できればあまりに無様な生き様なので、死ぬまで自分の胸の内にしまっておこう
と思ってたのですが…
水琴と俺は高校で出会いました。その頃の俺は典型的な優等生タイプの人間でした。
母親が教育に非常に厳しく、人生の中で成績で褒められたことは1度もありませんでした。
90点を下回ると3時間の説教と山のような問題集。
テストが近づくとプレッシャーで吐き気に襲われる状態です。
そして、俺には、4つ上の姉がいます。姉は俺よりも厳しく育てられていたためか、とても自分
にも他人にも厳しい人でした。成績優良で、手先も器用で、幼い時より姉と比べられながら育
った俺は姉を尊敬しつつ、いつも姉の姿を遠くに感じていた。
「お前が私の妹であることが人生の汚点だ!」といわれるほど出来は歴然としていた。
特に数学。苦手意識がそうさせたのか脳に欠陥があるのか、努力しても半分とれればいい方。
単純な計算がありえないくらいに出来ない。五教科の平均を著しくおとす悪夢の教科。
この教科が克服できない俺は他教科を100点にキープし続けないと、姉の成績にはとても
追いつけない。
唯一、姉より優れていると言われていたのは、大人しい性格であったということ。
気性の激しい姉と母は絶えず衝突していて、いつも間に入っていい子でいることが俺の役目
でした。
そんな俺が高校に入って初めて目の当たりにした新人類(笑)が水琴でした。
不良ではないけど、発想があまりに自由すぎる。
高校生にもなって、After Schoolにも通わず、女優になるから進学はどうでもよい。演劇部が
ある女子高で金がやすかったからここにしたと公然と言い張り、赤点で死ぬわけないし…と
授業も適当。遅刻常習犯。単独行動が大好きで、規則に縛られるのが大嫌い。しかも親御
さんもそれでよいと思っているらしく、異様に過保護に育てられていたせいか電車の切符の
買い方すら知らない高校生…
どうやって生きてきたらこうなるのかと思うほどいい加減(笑)
でも、ちゃんと自分で決めたことはトコトンやりぬく。きちんと自分の道を歩いている人。
計算よりも純真に感じたまま生きている人…とても魅力的だった。
最初は正直、珍しいものへの興味が先行していた。
でも、かかわり続ける内にいかに自分が惰性で人形のように生きてきたか…誰になんと
言われようとやりたいことが水琴のように自分にはあるのだろうかと真剣に考えるように
なった。
そして、今までの価値観が崩壊。
自発的に何一つ決めたことのなかった俺の世界は真っ白になった。
例えようのない恐怖感と絶望感、本当の自分の欠片を縫い合わせるのに必死だった。
その葛藤は大学時代にも続き、過食と嘔吐を繰り返し続けてた。
自分が実は水琴を素敵な友人以上の存在として認識していることや、性認識が
どうやら戸籍上と違うこと。色々吹き出てきて気が触れたかと思う日もあった。
いろいろな意味で周りの人にも迷惑をかけた時期で、無茶苦茶だったと思う。
それを今は乗り越えて全部真剣に考えて選択して現在がある。
水琴は全然気がつかなかったといっていたけど…
家族崇拝の発言がなくなり、家族批判の発言をある時期から耳にするようになったろうし、
過食で見る影もないくらい激太りした時期も共にいたわけだし…
何らかの異変には気づいていただろうと思う。
今、俺は選択した人生を責任もって歩んでいるつもり。だから、家族と度々衝突しているけ
ど、心の問題はもう解決しているし、水琴のこともちゃんと考えてそばにいる。

だから、自分でいうのもなんですけど、大人ですよ俺…
なにを今更「影月様ってちゃんと大人だったんだ。」なんていってるんだね、水琴君(笑)
どうも葛藤していることとか人に話したがらない面があるので、何かにぶちあったことが
ないように思われるけど、今の冷静さを手に入れるためには血ぐらい吐いたさ。
今、水琴をヨシヨシしてる俺も不器用な人間で、数年前は水琴より未熟で、周囲に幻滅
されたくないって、必死に自分と戦ってたお子様です。
もちろん今も予想外のできごとに遭遇すると未だにキリキリ舞いなんてこともあるけど、
乗り越えて力に変えることができる。

ほら、ちょっと肩に寄りかかって見たくなった?
心配して強がってたけど、気が抜けたって?
こうなれば迷惑かけるだけかけてやる気分になった?

…いいよ。いつでもおいで。金はないが時間と心ならいくらでも払える身分だし(笑)





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